三寒四温(さんかんしおん)というのは冬の言葉らしいけれど
近頃の気温の差を表すにはちょうどいい感じがします。
花冷えというのかな、ぽかぽかとお花見という感じではないですね、東京近郊は。
一通り年度末・新年度の行事も終わりました。
新しい環境で新しい生活が始まった人も多いと思います。
さすがに今はないけれど、環境が変わった時には、ほぼ5月病(4月には発病してる)という奴にやられてきました。
全敗です。
はぁ~・・と力無いため息にも花びらは笑う様にひらひら舞い散ります。
花びらにさそわれて見上げる桜の花。
「笑っている人を見ているとつられて笑ってしまう」のと同じ様な力が桜にはあって、でも儚くて、眺めている頬を風になでられてもうひとつため息・・・という感じ。
こういう時、特効薬ではないけれど、狭い視界がひらけていく感覚をとりもどせる方法があります。
桜を見上げたついでに、その向こうの空を、夜なら月や星を眺めます。
この遠近感を感じられた時、少し力がぬけて、深呼吸をして歩き出せましたヨ。
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