2013年4月16日火曜日
『 Si può fare ・シィプォファーレ』
新しいイメージが浮かんで、そのドキドキするイメージが消えないように
メモのようにサラサラ絵を描いて、あとはこの世の中にある材料を使って
この世界に立体になって産まれてこられるように、みんなに愛されるように
持てる力を総動員してデザインしていく。
しかし、持てる力が足りないのかイメージはなかなか通訳できないし
立体になって自分で歩き出してはくれないのであります。
そんな悶々とした日々の中にいると時間の感覚も思考もまるで別の空間にいるような感覚に陥るときがあって、とてもイヤなので、必ず一日だけボ〜ッと何も考えない日を作ります。あせっているから勇気がいるのだけど、何かを信じてボ〜ッとします。
何週間か前の休日がそんな一日でした。近所のレンタルビデオ屋に行って
なんの当てもなく洋画のタイトルを端からゆっくりと眺めているというのは
なんともリラックスした時間です。
そんな風に眺めていると、キラリと光って僕を呼んでいる映画というのがたまにあって
そんな時は迷わず観るコトにしています。
期待もせずに観ると、だいたい当たりのコトが多いからです。
その日キラリと光った映画はイタリア映画の『 Si può fare ・シィプォファーレ』
意味は「やればできるさ!」 邦題は『人生、ここにあり!』...。
なんで邦題っていつも変なんだろうか?邦題はとても変ですが映画は当たりでした。
「自由こそ治療だ」とザーバリア法を作って精神病院を閉鎖して社会の方を変えていった
イタリアでおきた実話なのだそうです。内容は書きませんが
予告編をこちらでどうぞ→ http://jinsei-koko.com
おおらかなイタリアの考え方に、そうそうと優しい気持ちになって頷いてしまいます。
コレが正しくてアレは間違ってるとか、コッチが得でアッチは損とか
答えがひとつじゃないとダメ!みたいなのが僕は本当に苦手です。
アレもありコレもあり両方あるから面白くて
矛盾と誤解があるから物語が産まれるのだから。
近頃、悲しい気持ちになるような事件が多いけど、少し視点を変えるだけで
まったくちがう世界に見えるって事はたくさんありますよね。
今は仕事仕事!
シィプォファーレ!
あぁ〜今すぐイタリアに行きたい!
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ブログにコメントありがとうございました。
返信削除お互いに年を取ってしまいましたが、中身はなかなか変れないので実感できずにいます。
これからも変らないもの作りを続けてください!
また、時間あったら遊びに来て下さい。