2013年6月18日火曜日

豊穣の秋を想う


昨日は愛車に乗って、こんな素敵なところへ出掛けて来ました。

寒い時期からもう何度も訪ねていますが

今回は格別です。

田植えがすんで見渡す限り一面に、緑の絨毯が広がっていました。



もちろん仕事です。

職人さん達が待ってくれている、夢のようなアトリエを訪ねました。

いつでも、モノを作っている現場に入ると

どきどきが止まらなくなります。

あの空気がどうにも好きなんですねぇ、俺は。



いつもすっかり長居してしまい、仕事の邪魔をしてすみません・・。

妥協を許さない職人たちとの仕事は至極の時間です。

良いモノが出来そうで今からすごく楽しみです。

この田んぼの稲穂が実る頃に

俺たちの想いも、豊穣の時を迎えられます様に。









2013年6月11日火曜日

旅の人



やはりどうも、旅する人と僕は波長が合うらしい。

こちらの勝手な感覚だけれど、すぅ〜と空気が馴染む感覚というのがあって

そういう空気を纏っている人や場所に出逢う事が、極希にあります。

旅の途上では、特にその感覚がクリアになるように思います。

このクリアな感覚を、日常も自然に纏っている人とのご縁で

今回、とても自然体でラジオでお話させていただくことができました。

Imai さん素敵な構成・演出ありがとうございました。

Imai さんから頂いた数回のメールにも「空気」がありました。


少しだけご紹介させて下さい。

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

こんにちは、神宮前2丁目のCORBOで買った革のバッグを愛用して数年になります。バッグは、ニューヨーク、ロンドン、シドニー、ハワイ、ソウル、ドバイなど、一緒に世界を旅してきました。

(中略)

セバスチャン・サルガド、という写真家がいます。
ドキュメンタリー写真家です。ブラジル出身、1944年生まれの、世界的な写真家です。僕は彼の写真が好きで、インタビューもしたことがあります。彼のライカを入れている仕事用のバッグが、いわゆるカメラバッグではなく、古びた革のショルダーバッグなんです(当時)。



初めてコルボへ訪れたとき、そこからすぐの「H・・・」というバーの僕は常連で(オーナーバーテンダーは、古き友人、師匠のような人です)その辺りを当時はよくうろうろしていたのですが(最近減りました)、その日は夕方近い時間に、その辺りをうろうろしていて、「あれ、こんな店がある」と思ってそちらへ入ったのでした。

その日の数日後、僕は取材でニューヨークへ行くことになっていました。お店で見たバッグのひとつが気になりました。
「これ、持っていきたいな」と思ったんです。僕は今よりずっと若く、お金がそんなにありませんでしたから(今もありませんが・・・)、カバンを買うのに躊躇して結局買わず、でもその後も欲しい気持ちが消えず、翌日にお店へ行くとお休みで(笑)
で、翌々日にまた訪れ、そして買ったのでした。そのバッグを肩にかけて、翌日、ニューヨークへ行きました。ライカも入れて。


そのとき、お店に2人の男性がいて「~の革を使っている」というように、詳しく教えてくれたのでした。すみません、きちんと憶えていなくて・・・。でも、お2人の感じがとてもよく、印象的でもあり、それも僕にカバンを買わせた大きな理由だと思います。

「誰がこれを作ったのか」という、「顔が見えて」、
そして「この人の作ったものなら欲しい」とその日僕は思ったはずです。ーーーーーーーーー (略)


〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


こういうお話を聞かせていただくと、いつもやってきて良かったと思います。

職人さんたちにも聞かせてあげたいと思います。

・・生きてて良かったぁと思います。


誰かのために、いろいろな思いを詰め込んで作ったモノが

またちがう誰かの人生に寄り添って、連鎖して。

人生そのものが、旅なんですよね。








Happy birthday Rico.

2013年6月6日木曜日

J-WAVEでCORBO.を紹介していただきます。


J-WAVE の午後の番組『 RANDEZ-VOUS・ランデヴー 』で

CORBO.を紹介して頂きます。

放送は 6月10日(月) 14:10前後〜 です。

デザイナーの古瀬が  CORBO.のことなどお話しています。

お仕事中だと思いますが、少しだけ耳をかたむけてみて下さい。

■ FIND TOMORROW (14:15-14:25)
「Tokyo Artisan ~アルチザンのお店へ行こう! 」

という4日間の特集の初日です。

ほかにも毎日素敵な方々のお店が紹介されるそうですお楽しみに!

**電波がとどかない地域の方は**

インターネットラジオ『 radiko.jp 』でお聴きいただけます。

     

6月10日月曜日~13日木曜日のランデブーは!
■ FIND TOMORROW (14:15-14:25)
「Tokyo Artisan ~アルチザンのお店へ行こう! 」
東京の若きアルチザン=職人のお店で、「仕事」に出逢う!
彼らの「こわだり」そして見つめる「未来」がステキ!
革/靴/漆、そしてジェラートのアルチザン


2013年6月4日火曜日

キンカンジャムからのS


梅雨なのに SummerS. 

今日は暑かった・・。 

オフィス前の小学校のプール掃除もはじまって、爽やかな梅雨です。

もう普通の四季というやつは当分巡って来ないと思った方がいいみたいですね。

でたとこ勝負の方が面白い。

とにかく今日は日本代表に勝利をもたらす天気となれよ!

〜*〜*〜*〜*〜*

向かいのおばさん家の庭にある金柑 (キンカン)の木に

美味しそうな実がたくさんなっていて

毎日前を通るたびに、美味しそうだなぁ、と気になっていたのだけれど

収穫する様子がない。

ちょうどおばさんが出掛けるところに出くわしたので

「おばさん、金柑もらっていい?」と聞くと

「いっぱいなってるでしょう?いっぱいもっていきな」と言ってくれたので

早速ひとつ味見すると、思った以上に香り高くて甘くて爽やか。

棘にチクチク刺されながら、コンビニ袋いっぱいに収穫させてもらいました。






今しか味わえない味と香りを、みんなで食べられるだけ味わったら

残りをジャムに。

本当はマーマレードみたいになったら良いかな、と思って

いつものテキトー行き当たりばったり調理をはじめたのだけど

実が小さくても、やっぱり皮は刻まないとダメでした。

水を少し加えて、シロップ漬けに急遽変更!

いつもテキトーなのに、なんだか美味そうにできちゃうねぇ。



こういうのって、時間がたつほど味が馴染んで、まろやかになるんですよ。

ひとつ食べたら、爽やかで

梅雨なのに SummerS. 








虫さされの薬『キンカン』って金柑でできてるのか?


2013年5月28日火曜日

梅雨入り前のお楽しみ

朴の木(ほおのき)ってご存知ですか?

大きな朴の木が、これまた大きな葉を広げてつくる木陰は夏の記憶に焼き付いています。

朴葉味噌なら知っている人も多いかな。

木曽の叔父叔母から今年も『朴葉巻き・ほうばまき』が届きました。

米のお餅であんこを包んで、それをちまきの様に朴葉で包んだお菓子です。

少し遅い端午の節句に、柏餅のかわりに食べる、季節のものだそうです。

新潟の笹団子や柏餅みたいに、葉の香りがお餅にうつって良い香りがします。

朴葉の香りは山の香り・・・ほんと癒されます。

朴葉には殺菌効果があるので、このまま吊るして保存していたそうです。



僕の父の故郷が長野県の木曽で、父の子供の頃のおやつだったそうです。

僕が子供の頃、お盆とお正月に帰省する木曽は

すごく遠くて、ものすごく山の中で、大きな川が流れていて、夜が真っ暗で

夏は虫がでっかくて、冬は夢のように雪があって、話す言葉も違う。

という強烈な印象ばかりが残っている異空間でした。

祖父の家がなくなった今でも、かけがえのない大切な大切な場所です。

五平餅も食べたいなぁ。


2013年5月24日金曜日

「ウイスキ〜がウーロンハイ♪〜」

展示会が終わるまでは・・と我慢していたコトをかたづけています。

生産のスケジュールや生産前の改良や型修正などなどこなしつつ

歯医者にもやっと行けました。

展示会が終わったら

「ウイスキ〜がお好きでしょ♪〜ウィウウィウ〜」みたいな

お店に行きたいから探しておいてね。と親友に頼んでおいたら

「神田ならウイウイできます。」というメールがとどいたので

喜んで出掛けました。

のれんをくぐると広い店内に白木のカウンターが長ぁ〜くつづく昭和の飲み屋さん。

飲まないで煮魚定食にどんぶり飯と赤出しをかき込んでいる人もいる。

いいねぇ〜。

ウエイトレス?なんて呼ぶのかな?仲居さん?

お袋みたいな歳のおばちゃん達が白い割烹着で、つっけんどんに接客する。

クレームなんて英語で言われてもわかんないわよってな感じ。

いいねぇ〜。

「ウイスキ〜が〜〜♪」とは全然違うけど良い感じです。

「ようするにサラリーマンが集まるようなところだろ?」と自慢顔。

そういう考え方もあるのか・・・。  まぁいっか!

今日は『吉田 類の酒場放浪記』みたいにということで

チビチビと楽しくやりました。

スミマセン、写真を撮る勇気はありませんでした。











2013年5月17日金曜日

Algoritmo.

展示会が終了しました。

天候にも恵まれ初夏の陽気でしたね。

全国各地からお越しいただきました皆様本当にありがとうございました。

片付けも終わって、CORBO.の面々もお疲れさまでした!





定番『SLATE・スレート』 に新型の束入れを追加




改良のため生産が遅れていた『Roll of notes 2013』シリーズの完全型を展示しました。




練りに練った新作を3シリーズデザインしました。


今回はみなさんに「何ですか?どうしたんですか?」とよく聞かれましたが

「何がです?良いでしょ?」

練りに練った末に自然に現れてくれたカタチです。



先日の店番の時、RIDGE・リッジが出来た時のお話をお客様としている時に

「振り切ったんですね」と言われて、なんてピッタリな表現だろうと感心しました。

今回の新作も全力で振り切った良い出来です。



みなさんにも出来るだけ早くご覧いただけるようにがんばります!

ご協力いただいた職人さん達と皮革・金具・縫製各方面の皆様

本当にありがとうございました。



世界の経済が大きく変る今、また大きな波が迫っています。

こんなうねりなんかにさらわれないよう、一生懸命作りますので

これからもよろしくお願い申し上げます。

CORBO.