2014年9月26日金曜日

虹の岬の喫茶店


CORBO.のHPにリンクを貼って応援してきた

作家で古瀬の釣り・海川遊びの師匠でもある義弟の

 
森沢明夫の小説

http://www.amazon.co.jp/dp/4344421078/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&sr=1-3&qid=1353500447

『 虹の岬の喫茶店 』原作にした映画








10月11日(土)から 全国ロードショーになります。

企画・プロデュース・主演はナンとっ!

吉永小百合さん

監督は「八日目の蝉」の成島 出 監督

出演は 阿部寛さん 竹内結子さん 笑福亭鶴瓶さん


などなど・・・・スッゴイ俳優陣が総出演!

しかも、モントリオール世界映画祭で

『審査員特別賞グランプリ』と『エキュメニカル審査員賞』を

W 授賞してシマイマシタ・・・スッ・・スゴイッ!





写真はまだ寒い時期、撮影前のセットを作っているところ
結構ちゃんと作り込んでて感心してしまいました。



 
時代がとうとう、優しきヒゲマッチョに追いついてきたな

随分前に森沢くんについて書いたブログを読み返して

懐かしくなりました・・。



 
ホントよかったよかったよ。

皆さんぜひ映画館でご覧下さい

よろしくお願いします!


〜*〜*〜*〜


売れっ子作家森沢明夫」はどうやって出来上がり

今日に至ったかを垣間みるなら

こちら「あおぞらビール」「ゆうぞらビール」

2点セットを朝夕の電車の中でこっそりと読む事を

おススメします。






「ゆうぞらビール」には僕もチョロっと登場させてもらってます。


う〜ん、なんかビールが呑みたくなってきたなぁ

今日はこの辺で

良いビールを!

 

2014年9月19日金曜日

珠玉

~*~*~*

清田 様

『Roll of notes』はCORBO.で初めて作ったお財布のシリーズです。
15年近く前のデザインですので、未熟さや何やらがいろいろ見えてきて
清田 様と重ねた年月も加わっており、胸に来るものがありました。

とても大切にお使いいただいて本当にありがとうございます。
今後とも末永いご愛用よろしくお願い申し上げます。

~*~*~*

CORBO.古瀬様

ありがとうございます。
非常に丈夫なお財布で驚いています。
また次の10年を経てメンテナンスしていただけるように
大事にしたいと思います。

~*~*~*




これは『 初代 Roll of notes・8LA-9302 DBR 』のお修理仕上がり時の

お客様とのメールでのやりとりです。


10年以上はお使いいただいていたはずです。

上の写真を見ていただければ、言葉はいりませんねぇ・・

この艶と味の下には

たくさんの傷や汗と涙が隠れているはずです。

そこを通らないと、こうはなりません。

皮革って凄いです。

僕にとっては珠玉です。

「非常に丈夫なお財布で驚いています。」と言って下さっていますが

モノとの付き合い方が良いんです。

清田さんに心から感謝します。


このようなやりとりに、僕はほぼ毎日触れています。

全国から届く修理品をひとつひとつ拝見して

ひとりひとりに対応していると

とても勝手な感情ですが

他人とは思えなくなってきます。




デザイナーになりたての頃

自分が作った鞄を持った人を街で見かけると

その人に声をかけたくて、少し後を追ってしまいました。

「どうですか?大丈夫ですか?問題ないですか?」

聞きたくて聞きたくてウズウズして

葛藤の末、後ろ姿を見えなくなるまで見送りました。





今でもあまり変わっていません。

ここのところ、色々と考える事があり

煮詰まってしまう日々なのですが

作品達はみんながんばってんだなぁ!と

そして、手にして下さった皆さんもがんばってんだなぁ!と思うと

俺もがんばんねーと!と

勝手に元気をもらっています。

本当ありがとうございます。





お世話になっている『Sentire-One』楽天店の

『Curious・8LO-9933』のプレビューが間もなく

777件になります。(なんかめでたいゾロ目)

勇気を振り絞って、すべて拝読させていただいています。

うれしくて電車の中で涙がでそうになる事があります。

厳しいご意見もしっかり受け止めて

職人さん達と改良に努めていますよ。


僕と僕の後輩達が

珠玉を見せていただけるように。


2014年9月3日水曜日

夏の色彩


東京はここ数日、久しぶりに太陽がでてくれました。

日差しはまだ暑いけど、風には秋の気配があります。


今年はどんな夏でしたか?


台風は早く来すぎるし、長居しすぎるし

雨が降れば降りすぎるし

晴れれば少し暑すぎた・・。


それでも季節は動いています。

これまでとは違うと嘆くより

明日は何が起きるのか?楽しんでしまえば良いんだな

と、思うようにしました。




夏と言えば今年も

高校球児達の真っ直ぐなプレイには心を打たれましたねぇ。


高校一年の夏

幸運な事に野球部が甲子園行きを勝ち取ってくれました。

あれは第66回大会、今年は第96回大会だったそうだから

もう30年も前ことです。

母校は2回戦で敗退したけれど、愛校心のカケラも無かった僕が

甲子園の熱気に飲み込まれるように

一丸となって応援した事を思い出します。


普段同じ校舎にいる彼らが、大歓声の中で闘う勇姿は

とても大人びて見え、遠くに感じたのを憶えています。


66回大会は優勝候補だった、清原や桑田がいたPL学園を

ほぼ無名だった木内監督ひきいる、のびのび野球の取手二高が

延長の末に敗り優勝した熱い大会でした。


今年もどの試合を見てもキラキラして良い大会でした。




今年の夏休みは

海の近くの家庭的な民宿に行きたいなぁ、と思い

あれこれ探していたら・・

ほとんど消えかけていた

子供の頃の記憶がチラチラと甦ってきました。


日焼けのひりひりした感触、波の音、漁港での夜釣り・・

・・電気浮きの揺らめき。

両親が仕事で、一人だけ親戚にあずけられて行った海の記憶。

もう40年近く昔の記憶だ。




お盆のど真ん中に、40年前に行った海水浴場の

目の前の民宿が運良くとれたので家族で出掛けました。

細かい記憶なんてほとんど残っていないのですが・・

民宿の下駄をカランコロンと引きずりながら

小さな港町を歩くと

所々で頭がくらくらするほど鮮明に

少年時代の記憶が甦ります。


すべては潮騒の中

となりに少年の自分が一緒に歩いてくれている様な

不思議な空間。


防波堤から沖を見ている爺さんさえ

昔からずっとそこに立って居るのだと言われたら

信じてしまいそうなほど懐かしい風景でした。

夏の思い出には鮮やかな色彩がありますね。





台風や豪雨による災害が各地で起きてしまいました。
被災された皆さんへ心からお見舞い申し上げますとともに
救助や復旧に日夜努めて下さっている皆様に、深い敬意を表します。
被災された皆さんに一日も早く平穏な生活が訪れますよう心からお祈りしています。

CORBO.