2013年4月29日月曜日

平成になった日

今日は『昭和の日』なのだそうです。

もとは昭和の「天皇誕生日」だったのが、平成になったので

昭和天皇誕生日を「みどりの日」として残して

平成の「天皇誕生日」は12月23日になりました。

ところが多くの国民からの要望で平成19年に「みどりの日」から

『昭和の日』になったのだそうです。

「みどりの日」は5月4日に移動してG,W,の大切な1日となった訳ですね。

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1989年(昭和64年)1月7日午後、のちに総理大臣になる

今は亡き小渕恵三内閣官房長官がテレビの中で

「新しい元号は平成であります」

と淡々と発表して「平成」と毛筆で書かれた文字を掲げた。

その歴史的瞬間をぼくは一人暮らしをしている親友の兄貴の部屋で迎えた。

スキーからの帰りに僕達は車のまま、都会で一人暮らしの兄貴の留守宅にお邪魔して

広いベランダから見える東京タワーに感動したり、冷蔵庫にあった北海道土産の松前漬けをちょっとだけ味見をしようといいながら、その美味しさに感動して止まらなくなり
ほとんど食べてしまってから「どぉするぅ・・?」と笑い合ったりしていた。

昭和64年は3年制の美術学校に通っていた僕らにとって学生最後の年であり

あと数ヶ月で社会人という訳の解らないモノにならなくてはならなかった。

そんな現実から目を逸らすようにふざけ合ったり、少しでも長くなんとなく一緒にいたかった。

そんな時、見るでもなくつけていたテレビから興奮したアナウンサーの声が聞こえて

冴えないオジさんが「新しい元号は平成であります」と言ったのだ。

みんなテレビを見ていました。

少し間があって、「だせぇー!」「へーせーだってよ!」

ありとあらゆるブーイングを言ってまたふざけ合い、笑い飛ばしていました。

笑いながら、心の隅っこにあるワケも解らず押出されて行く事への「不安」の存在を

ハッキリと感じた瞬間だったようにも思います。

そして数ヶ月後、平成元年に僕たちは社会人になり働きはじめました。

だから僕らには昭和と平成の間に、とてもはっきりとした境界線があります。

ぜんぜん戻りたくはないけれど・・・。

僕らの昭和は良い時代だったし、宝物のような特別な時代です。

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国の内外にも天地にも平和が達成されるという願いが込められている。

と小渕さんは言った。

1月8日から『平成』が施行された。


2013年4月23日火曜日

そのままでいいんだよ。


海外で留学生のカウンセリングをされているYumi さんが

紹介してくれたニュースと動画です。

興味深い実験の結果に、また不意をつかれて涙腺が・・、

とても優しい気持ちになれました。


http://rocketnews24.com/2013/04/18/318504/


そのままでいいんだよ。と

なんだかみんな HUG してあげたくなります。






2013年4月16日火曜日

『 Si può fare ・シィプォファーレ』


新しいイメージが浮かんで、そのドキドキするイメージが消えないように
メモのようにサラサラ絵を描いて、あとはこの世の中にある材料を使って
この世界に立体になって産まれてこられるように、みんなに愛されるように
持てる力を総動員してデザインしていく。

しかし、持てる力が足りないのかイメージはなかなか通訳できないし
立体になって自分で歩き出してはくれないのであります。



そんな悶々とした日々の中にいると時間の感覚も思考もまるで別の空間にいるような感覚に陥るときがあって、とてもイヤなので、必ず一日だけボ〜ッと何も考えない日を作ります。あせっているから勇気がいるのだけど、何かを信じてボ〜ッとします。

何週間か前の休日がそんな一日でした。近所のレンタルビデオ屋に行って
なんの当てもなく洋画のタイトルを端からゆっくりと眺めているというのは
なんともリラックスした時間です。

そんな風に眺めていると、キラリと光って僕を呼んでいる映画というのがたまにあって
そんな時は迷わず観るコトにしています。 

期待もせずに観ると、だいたい当たりのコトが多いからです。

その日キラリと光った映画はイタリア映画の『 Si può fare ・シィプォファーレ



意味は「やればできるさ!」 邦題は『人生、ここにあり!』...。

なんで邦題っていつも変なんだろうか?邦題はとても変ですが映画は当たりでした。
「自由こそ治療だ」とザーバリア法を作って精神病院を閉鎖して社会の方を変えていった
イタリアでおきた実話なのだそうです。内容は書きませんが
予告編をこちらでどうぞ→ http://jinsei-koko.com

おおらかなイタリアの考え方に、そうそうと優しい気持ちになって頷いてしまいます。



コレが正しくてアレは間違ってるとか、コッチが得でアッチは損とか
答えがひとつじゃないとダメ!みたいなのが僕は本当に苦手です。

アレもありコレもあり両方あるから面白くて
矛盾と誤解があるから物語が産まれるのだから。

近頃、悲しい気持ちになるような事件が多いけど、少し視点を変えるだけで
まったくちがう世界に見えるって事はたくさんありますよね。

今は仕事仕事!
シィプォファーレ!
あぁ〜今すぐイタリアに行きたい!








2013年4月3日水曜日

見失わないように。

4月も始まり、新社会人になって新しい環境で日々を必死に過ごしている人も多いと思います。

春はなにかとソワソワとして落ち着かないものです。

今は一日ごと、いや一時ごとに一喜一憂して良いんです。

何年か後にはいい笑い話になります。

しかも最高の笑い話にしたければ

失敗を恐れず、真っ直ぐに目の前の仕事に取り組む事です。

いらないプライドや迷いなんて今は捨てて

今出来る事を一生懸命やっていれば必ず見えて来ます。

『自分の道』が

仲間も必ず現れます。

〜*〜*〜*

今日の東京は春の嵐が吹き荒れました。

桜も散りました。

それでもキレイな夕焼けがまた見られました。

さぁて、俺もがんばるぞ!

新しい環境で挑戦している皆さんがんばれよ〜!!