2011年9月2日金曜日

河野俊之写真展


CORBO.HPに掲載している写真のほとんどは
写真家の河野俊之氏に撮影していただいた作品です。

河野氏はグラフィックデザイナーから写真家に転身した経歴の持ち主。
現像や印刷、紙など細部の細部に独特の工夫をこらして、作品を創りだしています。

モティーフは自然のものが多いのですが、作品はただ雄大だとか美しい、だけではない静寂なオーラがある様に感じます。切り取った瞬間の中に感じている何かを引き出そうと、真摯に向き合う意思がしっかりと写真に写っているからだと、俺は思っています。

清々しい空気の中でゆったりアートにひたってみてはいかがでしょう。

お近くの方は是非。

河野俊之写真展

2011年9月18日()・19日()・23日()・25日()・10月1日()・2日()

papier coll'e (パピエコレ)
東京都青梅市柚木町1-199-7
TEL 080-6802-5588
www.papier-colle.com

河野俊之オフィシャルHP
www.tk-photo.jp


2011年8月21日日曜日

Summertime "Navy" blues


あれは1994年の初夏の頃だったろうか。
その年はサッカーワールドカップアメリカ大会の年で、イタリアの至宝と呼ばれたロベルトバッジョが活躍し、イタリア代表(アズーリ)はぐいぐいと勝ち進み、ロマーリオやドゥンガ率いるブラジルと決勝戦で激突し、PK戦までもつれ込んだ末、バッジョがPKをハズし惜敗するというドラマティックな結末で幕を閉じた。

その頃俺はイタリア中部ウンブリア州の小さな街ペルージャに共同で部屋を借りて滞在していました。Jリーグの産声すら聞かずに日本を飛び出し、サッカー熱もそれほどではなかったにも関わらず、幸運な事にいきなり本場のヨーロッパサッカーの熱狂とワールドカップの爆風に巻き込まれたという感じでした。

カナダのアイスホッケーやアメリカのベースボールやバスケットボール・フットボールもかなり熱狂的で驚いたけれど、サッカーは別格、特にワールドカップはまったく別の時限と言って良い程の生命力で、生き物の様な大きなエネルギーの塊でした。

普段はテレビなんて見なかったけれど、試合の日だけは仲間が仲間を呼び、大勢集まってテレビの前で観戦したのも本当に楽しかった。もちろんビーノが空けられ、カルチョがはじまる。

試合のある日は街中に「仕事どころではない」という、空気が漂い、試合が始まれば、通りから人は消え、選手の一挙手一投足ごとに、家々の開け放った窓から歓声やどよめきが路地に響く。得点が入れば街が揺れた。

勝利が決まった途端に車のクラクションが鳴り響き、中心街の広場に向かって人々が手に手に大小の国旗を旗めかせながらぞくぞくと集まり、viva!L'Italiaの歓声があがり、誰かが歌い出せばたちまち広場に大合唱の渦が何度何度もまきおこります。勝利の宴は国中おそくまで続きます。

初めて見たその光景に完全に圧倒され、そして心の底から感動しました。
羨ましくて羨ましくてたまらなかった。

この広場の国旗が日の丸だったら?と想像してみたけれど、どうひいき目に見ても、ネガティブなイメージが先にたつ。

酔った頭の中で、いつかあの国でも、明るく日の丸をパタパタやりながら、みんなが笑顔で集い歌える時がくるのかなぁ?と他人事の様に考えていた事を思い出します。


この国は。

今ならどうだろうか?

もう一度よく考えている。





2011年4月21日木曜日

桜 と 風


桜の季節は風の季節

今年の桜もたった一日の強風で散り去ってしまいました。

あっ」と思いましたね。

もしかして、桜は花を早く散らすためにこの季節に花を咲かせるのではないだろうか?

この視点は今までになかった。

何故かはわからないけれど、何か理由があるとしたら

ここから眺めなおす同じ桜の若葉にも、どこかしたたかさが加わり

来年の花見の味わいも、ちょいと変わるというもんだ。




2011年4月19日火曜日

face/Bridle Leather 新型登場 !


一歩一歩、焦らず。大切に大切にやっと辿り着いたという感じで出来上がりましたぁ。人生いろいろありますが、まだまだ道は先へとつづいていますよ。


イギリスのブライドルレザーとイタリアのバケッタレザーで、日本製造なんて最高です。

余震でも何でも「かかってきやがれッてんだ!!!」というぐらいの良い出来です!

既に店頭に並んでおりますので、ぜひ一度手に取ってご覧になって下さい。
よろしくお願い申し上げます!!!!!


[ LD-0225/ L字F 2つ折札入れ ]
カード段を13枚分取り、開口の広い小銭入れと、仕切り付きの札入れをミドルサイズ(束入と2つ折の中間)におさめ、L字ファスナーでしっかりとホールドする、新しいタイプの札入れです。
外装にイングリッシュブライドルレザーを装い、精悍な雰囲気を漂わせます。
*ウォレットチェーン装着可能です。(新型SLATE LC-9959とほぼ同型です。)

[ 1LD-0227 / ウォレットコード]
ブライドルレザーの真骨頂ともいえるベルト使い。
見え方はさりげなく精悍に、重厚すぎず、短めにすっきりと身体に寄り添います。使い道も自由に。大人らしさを演出します。
**ウォレットコードには馬毛ブラシは同梱されません。

**詳しくはNew Releaseのページをご覧下さい。

よろしくお願いします!!!!!