あちらこちらで夏祭りもはじまります。
今年も浅草寺の四万六千日(しまんろくせんにち)に行きそびれてしまった。
この日にお参りすると、四万六千日分お参りしたのと同じ功徳がえられるのだそうです。
126年分のご利益をあげちゃうってんだから、江戸っ子らしくて気前がいいねぇ!
300年近くつづくこの縁日も、戦争で消えかかったそうですが
終戦後の焼け野原でも四万六千日の縁日をひらいて、たくさんの人を勇気づけたと
池波正太郎先生のエッセイで読んだ記憶があります。
来年は絶対お参りするぞ!ほおずきも買おう。
〜*〜*〜*〜*
今週もいろいろ良いコトがあったなぁ。
数日前、事務所に荷物が届きました。
差出人は『ねじまき雲』さん
修理品とまちがえて既に封は開けられていました・・。
袋の中身を見ると・・・珈琲豆!!!
じぇじぇじぇっ!!!ラベルもCORBO. COFFEE になってる!!
丁寧な手紙が添えられていました。
HPの New release のページ にUPされています。
その写真の撮影場所としてカメラマンの河野氏イチオシだったのが
国分寺の『ねじまき雲 (陽)』さんでした。
『 Roll of notes 2013 』の金具のイメージは
『 使い込まれた真鍮のドアノブ 』
何度もペンキを塗られて、毎日人が扉を開けたり閉めたり、出掛けたり帰って来たり
人の手に触れて、時間をかけて、ゆっくりゆっくり。
こんなイメージで金具屋の UさんとGさんと何度も試作をくりかえして
やっと出来た自信作! 良いでしょ〜?
このイメージを河野氏に伝えると
ん〜「 ねじまき雲だな 」とほぼ即決でした。
ぼくも6年ほど前、CORBO.works&shopの什器を作るのに、あちこち動き回っていた頃に
青梅の『ねじまき雲 (陰)』に行ったコトがあったので、すぐイメージできました。
〜*〜*
ねじまき君は今でもゆっくりと丁寧に珈琲を淹れていました。
時間もゆっくり流れていました。
パプアニューギニアのアルコール度数50度もあるラムをチビリとなめながら
こちらも、チビリとなめる様に飲んだ「水出し珈琲」は驚きの美味でした。
撮影前にいい気持ちになってしまって、昼寝でもしたくなりました。
〜*〜*
そこに、ダンディーな紳士が現れて、慣れた感じで珈琲を注文すると
注文を取っていたねじまき君が「父です」と紹介してくれました。
赤い顔でご挨拶・・。
お話するうちに鞄の話になり、お父様がお若い頃に使っていた鞄を
ねじまき君が直しながら今も使っていると聞いて
撮影でお邪魔したお礼に、メンテナンスさせていただくコトにしました。
こういう鞄をみると、やっぱり皮革ってすごいなぁと思います。
鞄の写真を撮るのを忘れてました。
こんど伺った時に撮らせてもらってきますスミマセン。
〜*〜*〜*
というわけで、お礼にメンテナンスさせていただいたお礼に
珈琲豆が届いてしまったというワケです。 嬉しいことです。
休みの日にゆっくり飲もっと。
ねじまき君また行きます。
〜*〜*
ほかにも良い事あったけど、また後日。
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